華やぎのある表情をもたらすCAZALのEYEWEAR
1937年、アテネに生を受けたカリ・ツァローニ氏は、名門ウィーン芸術アカデミーで建築などを学んだ後、
1975年、自らの名から編み出した造語「カザール」をブランド名に冠したアイウェアブランドを立ち上げ、
その年のドイツカールスルーエのオプティカ展においてデビューを果たした。
デザインコンセプトを一言で言えば「クリエーション」。
伝統的な職人技をベースにしつつ、時流に左右されることなく、常にオリジナリティあふれた製品は、時にアバンギャルドでもある。
極端に幅太のテンプルに施された"抜き"のデザインや直線と曲線を巧みに織り交ぜた幾何学的装飾。
あるいは職人の手によって色づけされる変幻自在なカラーリングなどは、そうしたカザールの大胆で冒険的な一面をわれわれに実感させる。
ここ数年は特徴である装飾を控えめにしつつ、カザールの香りがほのかに感じられるコレクションも加わえ、ユーザーの裾野をさらに大きく拡げている。